Macを使ってRedmi Note 9Sから不要なアプリを削除する方法

Macを使ってRedmi Note 9Sから不要なアプリを削除する方法

性能のわりに価格が安くコスパが良いことで売れているRedmi Note 9Sですが、Xiaomiの端末では純正アプリで広告が表示されたり、純正のブラウザ利用で情報が中国のサーバーに送られたりという問題があります。
これらは端末を安くばら撒く代わりに、こう言った広告の表示や情報の売買で利益を上げるビジネスモデルになっているためです。
安い代わりにセキュリティ的に怪しいXiaomiの純正アプリですが、端末上では削除できないものが多いです。

削除できないと裏で何かやっているのではないかという疑いも出てきます。
そうした通常は消せないアプリをMacを使って削除する手順について説明します。


当初、こちらのサイトを参考にやってみましたが、途中ちょっと分かりにくい部分があったので、自分がまたやる時のためにもまとめています。

アプリ一覧

まず、こちらがアンインストール可能アプリの一覧です。

こちらが上記で不要なアプリを削除した後でも残っているアプリの一覧です。

必要な物

・Mac
・MacとRedmi Note 9Sを接続するケーブル

必要なアプリケーション

以下のアプリケーションをMac上でダウンロードします。

adb

https://developer.android.com/studio/releases/platform-tools
こちらのサイトで”SDK Platform-Tools for Mac をダウンロード”をクリックします。
ダウンロードしたzipファイルを解凍します。

JDK version 11以降

Oracleのサイトですとダウンロードにアカウント登録が必要なので。。。
OpenJDKをダウンロードします。

https://jdk.java.net/15/
ここでダウンロードしたtar.gzファイルを解凍します。

Xiaomi ADB/Fastboot Tools

https://github.com/Szaki/XiaomiADBFastbootTools/releases
こちらのサイトで最新版の”XiaomiADBFastbootTools.jar”をダウンロードします。

操作手順

1.USBデバッグをオンにする

USBデバッグをオンにするには、開発者モードをオンにする必要があります。
そのために、設定→デバイス情報→MIUIバージョンに行き、MIUIバージョンを連続でタップし続けます。

デバイス情報

MIUIバージョン

「これでデベロッパーになりました!」と表示されるまでタップし続けます。

追加設定を選択します。

下の方に「開発者向けオプション」が追加されていますので、選択します。

「USBデバッグ」をオンにします。

オンにしたら、MacとRedmi Note 9Sをケーブルで接続します。
次に、先程ダウンロードしたadbを使います。
絶対パスで指定すれば、パスを登録する必要はありません。

2.adb

ターミナルを起動し、ターミナルにadbをドラッグ&ドロップします。
adbはパス的には”platform-tools/adb”にあります。
以下のようなコマンドを入力します。

$ /Tool/platform-tools/adb devices
List of devices attached
******** device

成功すると、接続しているデバイスのシリアルナンバーが表示されます。

3.ADB/Fastboot Tools

その後次に、JDKの中のパスで言うと”jdk-15.jdk/Contents/Home/bin/java”を使います。
同じくターミナルで以下のようにコマンドを入力します。

$ /Tool/jdk-15.jdk/Contents/Home/bin/java -jar /Tool/XiaomiADBFastbootTools.jar

そうすると、ADB/Fastboot Toolsが起動します。

この中でPackage nameに”miui”や”xiaomi”と入っていて必要なさそうなものにチェックを入れて「Uninstall!」を押すと削除完了となります。
ちなみにこの方法はMi Note 10 Liteでも同じようにできます!