PS5のためにBenQ EX2780Qを購入したお話

PS5のためにBenQ EX2780Qを購入したお話

今までMacとPS5兼用で24インチFullHDのモニターを使っていました。
来月、PS5版FF14のオープンベータテストが始まるので、それに合わせてもうちょっといいモニターが欲しいなぁと思いました。
ただ、机のスペースの問題で買うとしても27インチがせいぜいと考えていました。
それで、購入前に調べたところでは、

・4Kの解像度は27インチだとドットが小さ過ぎて、Macでは使い難そう
・PS5では4K120fpsに対応しているが、実際に快適に遊べるのは4Kの場合60fpsになりそう(収集した情報での予想されるPS5版FF14のfps)
・HDMI2.1に対応したモニターは出始めたばかりで高い
・PS5は現状WQHDに対応していないが、対応は可能らしい
・PS5からWQHDのモニターに対して4K出力可能かはモニターによる

といったところでした。

まぁ、だいたいPS5用に買うならWQHDではなく4Kモニター買っておいた方がいいという意見が多かったです。
でも、置けるスペース的に27インチが限界なのと、Macでも使いたかったので、HDMI2.0対応の27インチWQHDモニターで探す事にしました。
この条件かつ、PS5を接続した時に4K出力が可能な事が必須条件となります。
4K出力してもダウンスケーリングされますが、そもそも4K出力ができないと、FullHDのアップスケーリングしかできない事になります。
できれば、将来的にはPS5側でWQHDにネイティブ対応して欲しいですけど、それまでの間4K出力のダウンスケーリング表示はできるに越した事がありません。
それで調べたところ、BenQのEX2780QがPS5と接続して4K出力可能な実績がありつつ、性能的にも良さそうだと分かりました。
EX2780QはThunderbolt 3(USB type-C)での入力が可能なので、Mac miniを接続するのに便利そうというのもあり、デザインも悪くないですし、それなりのスピーカーも搭載されているのでEX2780Qを購入する事にしました。

最初に、Thunderbolt 3(USB type-C)で接続したMac miniはすぐに表示できました。

PS5側もきちんとモニターを認識し、4Kでの出力が可能(ダウンスケーリングされますが)でした。

PS4版FF14を起動して確認したところ、ちゃんと”PS4 Pro”拡張設定が選択可能になっていました。
FullHDのモニターに接続していると、これは選択できないようになっています。

画面はまぁキレイになっているかなぁ?という感じですが、それよりもびびったのは音が全然違った事です。
今までFullHDモニターについていた、かなりしょぼいスピーカーで聞いていたんですが、音が全然違って聞こえました。
イメージ的には今までファミコンだったのが、急にPS2になったくらいの衝撃でした。
ウィンドウを閉じる音すら別次元でした。
スピーカーだけでもこのEX2780Qを買って良かったなと感じています。

それと余談ですが今回、デスク周りの整理という意味で、このモニター台を買ってみました。

このモニター台の上にEX2780Qを載せて、下にMac miniを格納しようと思ったんです。
でも、これはちょっと失敗でした。
モニターの位置があまりに高過ぎて見上げるようになってしまい、首が疲れました。
調べてみると、モニターは視線が下がるような位置がいいみたいですね。
27インチモニターで下がるような位置に置くのは難しいですが、高過ぎるのは良くなかったです。
結局、モニター台の導入は見送りました。
でも、EX2780Qの足下はかなりすっきりしている方なので、そういう意味でもオススメできるモニターだと思います。

(追記)
PS5版FF14のオープンベータテストが開始されました。
画面解像度設定ではWQHDサイズがデフォルトとして選択できるようになっていました。
以下はPS5版FF14の設定画面です。

FullHDサイズ:フレームレート重視
WQHDサイズ:標準/バランスタイプ
4Kサイズ:描画品質重視